ランブルスコは主にエミリア・ロマーニャ州のエミリア地域とロンバルディア州南東部で造られる微発泡ワインです。
秋に収穫されたブドウは圧搾され果汁の発酵が始まります。やがて気温が下がり発酵できる温度を下回る冬期を迎え、すべての果汁の糖分がアルコール発酵を終えず残糖分が残ります。そして気温が上がる3・4月に瓶詰めをして瓶内で再び発酵が始まり二酸化炭素が発生します。これが微発泡ワイン、ランブルスコの始まりです。今では密封式のステンレスタンクを使ってガスが逃げないようにして瓶詰めをしています。

□産地は大きく3地域に別れます。モデナ、レッジオ・エミーリアを中心とするレッジャーノ、そしてポー川流域を中心とするマントヴァーノです。
■モデナはさらに3つの地区に別れて、それぞれの地区で単一品種(サラミーノ種、ソルバーラ種、グラスパロッサ種)でワインを造っています。この3つの地区は土壌、気候が異なっているため、その地区に適したブドウが選ばれそれぞれの地区で特徴的なワインが造られています。
■レッジャーノは4〜7品種をブレンドして造るのが特徴です。ランブルスコ種は1800年頃には約100品種あったといわれています。その中から、優良な品種が選別され主にサラミーノ種、マラーニ種、マエストリ種、グラスパロッサ種、モンテリッコ種などをブレンドして複雑な味わいを表現しています。畑は主に平地の粘質土壌です。
■マントヴァーノはレジャーノとは異なる多品種(ヴィアダネーゼ種、グロペッロ・ルベルティ種、マエストリ種、マラーニ種、サラミーノ種)をブレンドして造られています。畑はポー川流域の標高の低い平地に広がり、土壌は氷河期にできた堆積土壌です。